コインチェックのレバレッジ取引とは?手数料や取扱銘柄を解説

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悩む男性
  • コインチェックのレバレッジ取引では、どの暗号資産を取引できる?
  • 手数料やレバレッジ倍率も知りたい。

コインチェックでは、暗号資産の価格変動を利用して差額を決済するレバレッジ取引を利用できます。現物取引とは、必要な資金や取引方法、手数料などの条件が異なります。

この記事では、コインチェックのレバレッジ取引の倍率や手数料、対応銘柄、ロスカットなどについて解説します。

コインチェックのレバレッジ取引とは

コインチェックは2020年3月にレバレッジ取引を終了しましたが、2026年9月24日に「Coincheckレバレッジ」として約6年半ぶりに提供を再開しました。

このサービスでは、日本円を証拠金として預け、その証拠金をもとに暗号資産を取引できます。

現物取引
日本円
→
BTC
暗号資産そのものを購入・保有する
レバレッジ取引
証拠金
→
損益
売買価格の差額で利益・損失が決まる

証拠金とは、レバレッジ取引を行うためにあらかじめ預ける資金のことです。コインチェックでは日本円を証拠金として使用し、その金額をもとにレバレッジをかけて取引します。

また、レバレッジ取引では「差金決済」と呼ばれる方法で損益を精算します。

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差金決済とは

差金決済とは、暗号資産そのものを受け渡しせず、売買によって生じた差額だけを精算する取引方法です。

たとえば、BTCを1BTC=1,000万円のときに買い、1,050万円になったところで決済した場合、価格差の50万円が利益になります。

1,050万円 − 1,000万円 = 50万円の利益

反対に、1,000万円で買ったあと950万円まで下落して決済した場合は、価格差の50万円が損失になります。

950万円 − 1,000万円 = 50万円の損失

このように、レバレッジ取引ではBTCそのものを購入して保有するのではなく、取引開始時と決済時の価格差によって利益または損失が確定します。

現物取引との違い

現物取引では、用意した資金の範囲内で暗号資産を購入します。

購入資金 = 取引可能額

一方、レバレッジ取引では証拠金をもとに、証拠金より大きな金額を取引できます。

証拠金 × レバレッジ倍率 = 取引可能額

また、現物取引では基本的に暗号資産を購入してから売却しますが、レバレッジ取引では「売り」から取引を始めることもできます。価格が下落すると予想した場面でも取引できる点も、現物取引との違いです。

コインチェックのレバレッジ倍率

コインチェックのレバレッジ倍率は2倍です。

たとえば、10万円を証拠金として預けた場合は、最大20万円分の取引ができます。現物取引より少ない資金で大きな金額を取引できるのが特徴です。

レバレッジ取引の例
証拠金 10万円
レバレッジ2倍
→
取引できる金額 最大20万円
証拠金10万円 × レバレッジ2倍 = 最大20万円分の取引

ただし、レバレッジをかけると利益だけでなく損失も取引金額に応じて大きくなります。

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レバレッジ取引の手数料・対応銘柄

コインチェックのレバレッジ取引にかかる手数料は、取引手数料、ロスカット手数料、レバレッジ手数料の3つの項目に分かれています。

また、レバレッジ取引に対応している銘柄は現物取引より限られています。

レバレッジ取引にかかる手数料

コインチェックのレバレッジ取引にかかる主な手数料は、以下のとおりです。

取引手数料無料
ロスカット手数料無料
レバレッジ手数料(持ち越し手数料)0.04%/日

レバレッジ手数料は、日本時間0:00をまたいで建玉を保有した場合に発生します。0:00時点の建玉数量と日次レートから計算した時価評価額に対して、建玉ごとに0.04%がかかる仕組みです。

たとえば、時価評価額100万円の建玉を0:00まで保有した場合、レバレッジ手数料は400円です。

100万円 × 0.04% = 400円

そのため、建玉を何日も保有すると、その日数に応じてレバレッジ手数料が積み重なります。

なお、取引手数料とは別に、買値と売値の差であるスプレッドがあります。スプレッドは固定ではなく、相場状況や流動性によって広がる場合があります。

対応銘柄

コインチェックでレバレッジ取引に対応している通貨ペアは下記の通りです。

レバレッジ取引対象銘柄・BTC/JPY
・ETH/JPY
・XRP/JPY

コインチェックでは現物取引で多くの暗号資産を取り扱っていますが、レバレッジ取引の対象はBTC・ETH・XRPの3銘柄に限られます。

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コインチェックの追証とロスカット

コインチェックのレバレッジ取引では、証拠金維持率が低下すると、追証やロスカットが発生する場合があります。

追証とロスカットでは、判定する基準や発生後の対応が異なります。

追証が発生するタイミング

コインチェックでは、各営業日の16時時点で証拠金維持率が100%を下回ると、追証必要状態になります。

純資産(含み損益込) ÷ 必要証拠金 × 100 = 証拠金維持率

追証必要状態になると、受付済みの注文を取り消し、新規注文やレバレッジ口座から現物口座への日本円の振替ができなくなります。

追証を解消するには、レバレッジ口座へ日本円を入金するか、建玉を決済して、証拠金維持率を100%以上にする必要があります。

追証の解消期限は、判定日の翌日15:00で、土日祝日も追証の判定対象に含まれます。期限までに解消できなかった場合は、コインチェックがすべての建玉を強制決済します。

なお、相場の値動きによって証拠金維持率が100%以上に戻っただけでは、追証必要状態は解消しません。
イメージとしては下記の通りになります。

100%に必要な金額 100,000円 (維持率100%)
→
16:00判定 95,000円 (維持率 95%) 追証必要状態になる
→
その後に相場回復 150,000円 (維持率 150%) 価格回復だけでは未解消
5,000円の入金 または 建玉の決済が必要

ロスカットが発生するタイミング

コインチェックでは、証拠金維持率が75%を下回るとロスカットが発生します。

ロスカットが発生すると、決済注文を含むすべての注文を取り消し、保有しているすべての建玉を強制的に決済します。

追証は各営業日の16時に判定しますが、ロスカットは証拠金維持率をリアルタイムで確認します。そのため、追証の判定前でも証拠金維持率が75%を下回れば、ロスカットの対象になります。

また、相場が急激に変動した場合は、証拠金維持率が75%を下回ってから実際に決済するまでにタイムラグで価格がさらに動くことがあります。

その結果、預けている証拠金を超える損失が発生した場合は、超過した金額を業者に支払う必要があります。

ロスカット基準 75% 例:10万円必要なところ、資産が7万5,000円まで減少
↓
急激な値動きが発生 (処理の遅延・システム障害等)
ロスカット実行時に維持率 -20%まで低下 例:必要額10万円に対して、資産が-2万円まで悪化
↓
預けた証拠金を超える損失が発生 (ユーザーが支払う)
コインチェックへ超過額を支払う 例:不足した2万円を支払う

コインチェックのレバレッジ取引の注意点

コインチェックのレバレッジ取引を利用する際は、専用口座や対応端末、取引数量の制限を確認しておく必要があります。

レバレッジ専用口座を開設する必要がある

コインチェックの現物口座を持っているだけでは、レバレッジ取引を利用できません。

レバレッジ取引を始めるには、現物口座とは別に「Coincheckレバレッジ口座」の開設が必要です。すでにコインチェックを利用している場合も、レバレッジ口座を別途申し込む必要があります。

また、レバレッジ取引に使用する日本円は、現物口座からレバレッジ口座へ振り替えて使用します。現物口座の日本円をそのまま証拠金として使うことはできません。

現時点ではiOSアプリにしか対応していない

コインチェックのレバレッジ取引は、現時点では個人向けのiOSアプリのみ対応しています。

AndroidアプリやWebブラウザからレバレッジ取引を行うことはできません。

注文数量に上限・下限がある

コインチェックのレバレッジ取引では、通貨ペアごとに1回あたりの最小注文数量と最大注文数量が決まっています。

通貨ペア最小注文数量最大注文数量
(1回当たり)
BTC/JPY0.001 BTC1 BTC
ETH/JPY0.01 ETH10 ETH
XRP/JPY10 XRP5,000 XRP

たとえば、BTC/JPYでは0.001BTC未満の注文はできず、1回の注文で1BTCを超える数量も指定できません。

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