- GMOコインのレバレッジ取引は何倍まで利用できる?
- 手数料や取引方法も知りたい。
GMOコインでは、証拠金を預けることで暗号資産のレバレッジ取引を利用できます。現物取引とは取引ルールや必要な資金の考え方が異なります。
この記事では、GMOコインのレバレッジ倍率や手数料、取扱銘柄、取引方法について解説します。
GMOコインのレバレッジ取引とは

GMOコインでは、証拠金をもとに暗号資産のレバレッジ取引を利用できます。
レバレッジ取引には、「取引所(レバレッジ取引)」と「暗号資産FX」の2種類があります。
取引所(レバレッジ取引)
取引所(レバレッジ取引)では、板情報を見ながら暗号資産を売買します。

成行注文や指値注文などを利用でき、板に並ぶ価格や数量を確認しながら取引できます。
暗号資産FX
暗号資産FXでは、GMOコインが提示するBID(売値)・ASK(買値)をもとに取引します。

板情報を使う取引所とは異なり、提示された売値と買値を確認しながら注文します。
取引所(レバレッジ取引)と暗号資産FXは注文方法が異なりますが、どちらも現物取引とは異なり、暗号資産そのものを受け取るのではなく、価格差によって損益が発生する取引です。
価格差によって損益が発生
また、どちらも買いだけでなく、売りから取引を始めることもできます。
GMOコインのレバレッジは何倍まで?

GMOコインのレバレッジ取引では、個人口座の場合は最大2倍のレバレッジを利用できます。取引所(レバレッジ取引)と暗号資産FXのどちらも同じです。
レバレッジ2倍では、取引金額の50%に相当する証拠金が必要です。そのため、50万円の証拠金があれば、最大100万円分のポジションを保有できます。
なお、レバレッジを利用すると少ない資金で大きな金額を取引できますが、価格が不利な方向へ動いた場合は損失も大きくなります。相場が急変すると、証拠金を超える損失が発生する可能性もあります。
GMOコインのレバレッジ取引で利用できる銘柄

GMOコインのレバレッジ取引では、取引所(レバレッジ取引)と暗号資産FXでそれぞれ12銘柄を取引できます。
両方に共通する銘柄が多いものの、SUIは取引所(レバレッジ取引)のみ、XLMは暗号資産FXのみとなっています。
取引所(レバレッジ取引)の取扱銘柄
取引所(レバレッジ取引)では、下記の銘柄に対応しています。
| レバレッジ取引対象銘柄 | ・BTC/JPY ・ETH/JPY ・BCH/JPY ・LTC/JPY ・XRP/JPY ・DOT/JPY ・ATOM/JPY ・ADA/JPY ・LINK/JPY ・DOGE/JPY ・SOL/JPY ・SUI/JPY |
|---|
暗号資産FXの取扱銘柄
暗号資産FXでは、下記の銘柄に対応しています。
GMOコインのレバレッジ取引にかかる手数料
GMOコインのレバレッジ取引では、取引所(レバレッジ取引)と暗号資産FXで取引手数料やロスカット時の手数料が異なります。
取引所(レバレッジ取引)の手数料
取引所(レバレッジ取引)では、銘柄によって取引手数料が異なります。
取引手数料(メイカー・テイカー)、ロスカット手数料、レバレッジ手数料は下記の通りです。
| レバレッジ メイカー手数料 | 無料 |
|---|---|
| レバレッジ テイカー手数料 | 【BTC、ETH、BCH、LTC、XRP】:無料 【上記以外】:0.03% |
| ロスカット手数料 | 建玉レート×建玉数量×0.5% |
| レバレッジ手数料(持ち越し手数料) | 建玉ごとの評価額に0.04% |
暗号資産FXの手数料
暗号資産FXの取引手数料は無料です。
ただし、GMOコインが提示するBID(売値)とASK(買値)には価格差があるため、スプレッドが実質的な取引コストになります。
下記の画像では、BTCのスプレッドは4,900円となっています。スプレッドは固定ではなく、市場状況によって変動します。

また、日本時間の朝6:00をまたいで建玉を保有した場合は、取引所(レバレッジ取引)と同じく、建玉ごとの評価額に対して0.04%/日のレバレッジ手数料がかかります。
暗号資産FXでは通常のロスカット手数料は無料です。ただし、追加証拠金を期限までに解消できず強制決済となった場合は、強制決済額の0.5%の手数料がかかります。
GMOコインでレバレッジ取引する方法

GMOコインでは、取引所(レバレッジ取引)と暗号資産FXからレバレッジ取引を利用できます。それぞれ注文画面や注文方法が異なります。
取引所(レバレッジ取引)で取引する方法
取引所(レバレッジ取引)では、成行注文や指値注文などを利用できます。PCでは通常の取引画面に加えて、WebTrader(TradingView機能)も利用でき、板情報やチャートを確認しながら注文できます。
成行注文では、売買区分を選択して取引数量を入力します。内容を入力したら「確認画面へ」を選択します。

確認画面には、銘柄名や注文タイプ、売買区分、取引数量が表示されます。内容に問題がなければ「確定」を選択すると注文できます。

指値注文では、売買区分と取引数量に加えて、注文レートを設定します。注文タイプは指値と逆指値から選択でき、Post-Onlyなどの執行数量条件も設定できます。

確認画面では、注文タイプや取引数量、注文レート、ロスカットレートなどを確認できます。内容を確認して「確定」を選択すると注文完了です。

Post-Only・FAS・FOK・FAKの違い
GMOコインの取引所(レバレッジ取引)の指値注文では、注文の約定方法を指定する執行数量条件を利用できます。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| FAS | 一部だけ約定した場合、残った数量を注文として残す |
| FOK | 全数量をすぐに約定できない場合、注文全体を失効する |
| FAK | すぐに約定できる数量だけ約定し、残った数量を失効する |
| Post-Only | Makerにならない場合、注文全体を失効する |
通常の指値注文で「指定なし」を選択するとFASとなります。
一方、Post-OnlyはすぐにTakerとして約定する注文を出さず、Maker注文になる場合だけ注文を有効にする条件です。Taker手数料がかかる銘柄で、Makerとして注文したい場合などに利用できます。
なお、成行注文ではFAKを適用します。また、スマートフォンアプリでは執行数量条件を選択できないため、Post-OnlyやFOKなどを指定する場合はブラウザの会員ページを利用しましょう。
暗号資産FXで取引する方法
暗号資産FXでは、GMOコインが提示するBID(売値)とASK(買値)を確認しながら取引します。注文方法は、スピード注文と通常の注文画面から選べます。
スピード注文では、BID(売値)とASK(買値)を確認しながら素早く発注できます。
画面では、スプレッドのほか、建玉数量や平均レート、評価損益などを確認できます。取引数量を入力し、必要に応じて許容スリッページや両建を設定して注文します。

通常の注文画面では、成行・指値・IFD・OCO・IFD-OCOから注文方法を選択できます。
成行注文の場合は売買区分を選択し、取引数量を入力します。必要に応じて許容スリッページを設定したうえで「確認画面へ」を選択します。

確認画面には、銘柄名や注文タイプ、売買区分、取引数量、注文時点のASKまたはBIDが表示されます。内容に問題がなければ「確定」を選択すると注文できます。

成行注文では価格を指定しないため、相場が大きく動いた場合は、注文時に確認した価格と実際の約定価格に差が生じることがあります。
GMOコインのレバレッジ取引を利用する際の注意点

GMOコインのレバレッジ取引では、相場の変動によって証拠金維持率が低下すると、追加証拠金やロスカットが発生する場合があります。
取引所と暗号資産FXでロスカット基準が異なる
取引所(レバレッジ取引)と暗号資産FXでは、ロスカットの判定方法が異なります。
取引所(レバレッジ取引)では、建玉ごとに設定するロスカットレートに加えて、口座全体の証拠金維持率でもロスカットを判定します。証拠金維持率が50%を下回るとロスカットアラート、30%を下回るとロスカットを実行します。
建玉の損失が拡大した際に、ロスカットを実行する基準となる価格です。
暗号資産FXでは、証拠金維持率が100%を下回るとロスカットアラート、75%を下回るとロスカットを実行します。
同じGMOコインのレバレッジ取引でも基準が異なるため、利用するサービスごとに確認しておく必要があります。
証拠金維持率が100%を下回ると追加証拠金が発生する
取引所(レバレッジ取引)と暗号資産FXでは、毎営業日6:30時点で証拠金維持率が100%を下回っていると追加証拠金が発生します。土日祝日も判定対象です。
追加証拠金が発生すると、新規注文を取り消すなど一部の操作を制限します。追加証拠金を期限までに解消できない場合は、保有する建玉が強制決済されます。
証拠金以上の損失が発生する場合がある
ロスカットは損失を一定範囲に抑えるための機能ですが、損失額を保証するものではありません。
暗号資産価格が急激に変動した場合などは、ロスカット注文が想定した価格で約定せず、預けた証拠金を上回る損失が発生する可能性があります。
また、GMOコインではBTC・ETH・XRP・SOLを証拠金として利用できますが、暗号資産自体の価格も変動します。暗号資産を証拠金にしている場合は、建玉の評価損だけでなく、証拠金として利用している暗号資産の評価額も下落する可能性があります。