GMOコインの代用暗号資産とは?仕組みやメリット・デメリットを解説

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悩む男性
  • GMOコインの代用暗号資産とはどんなサービス?
  • 利用するメリットやデメリットも知りたい。

GMOコインの代用暗号資産では、保有する暗号資産を売却せず、レバレッジ取引の証拠金として利用できます。日本円だけを証拠金にする場合とは、評価方法や利用時の注意点が異なります。

この記事では、GMOコインの代用暗号資産の仕組みや対象銘柄、メリット・デメリットについて解説します。

GMOコインの代用暗号資産とは

GMOコインの「代用暗号資産」は、保有している暗号資産を売却せず、レバレッジ取引の証拠金として利用できるサービスです。取引所(レバレッジ取引)と暗号資産FXの両方で利用できます。

通常、レバレッジ取引では日本円を証拠金として用意しますが、代用暗号資産を利用すると、対象となる暗号資産を証拠金へ振り替えることで、日本円を追加で入金せずに取引余力を確保できます。

おおまかな流れは下記の通りです。

STEP1
現物の暗号資産を保有 BTCやETHなどの対象銘柄を保有
→
STEP2
代用暗号資産へ振り替える 保有する暗号資産を証拠金へ振替
→
STEP3
代用評価額を算出 代用評価レート × 代用数量 × 代用掛目で計算
→
STEP4
レバレッジ取引に利用 取引所(レバレッジ取引)・暗号資産FXで利用可能

GMOコインのレバレッジ取引には、取引所(レバレッジ取引)と暗号資産FXがあります。レバレッジ倍率や手数料、取引方法については、以下の記事で解説しています。

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代用暗号資産の対象銘柄と代用掛目

GMOコインの代用暗号資産では、BTC・ETH・XRP・SOLの4銘柄を証拠金として利用できます。対象銘柄はいずれも代用掛目50%です。

対象銘柄代用掛目
BTC50%
ETH50%
XRP50%
SOL50%

代用掛目とは、暗号資産の価格のうち、何%を証拠金として計算するかを示す割合です。

ただし、ここで基準にするのは暗号資産の現在価格ではありません。GMOコインでは、毎営業日に証拠金の計算に使う価格を決めており、この価格を「代用評価レート」と呼びます。

実際に証拠金として利用できる金額は、この代用評価レートに代用する暗号資産の数量を掛けて計算します。この金額が「代用評価額」です。

代用暗号資産の代用評価レートと代用評価額

GMOコインの代用暗号資産では、「代用評価レート」と「代用評価額」を使って、証拠金として利用できる金額を計算します。

代用評価レートは、毎営業日6:30時点の販売所BIDレートになります。

代用評価レート = 6:30時点の販売所BIDレート

たとえば、BTCの6:30時点の販売所BIDレートが1,000万円の場合、1BTCあたりの代用評価レートは1,000万円です。

次に、この代用評価レートへ実際に代用する数量を掛けて、代用評価額を計算します。

代用評価額 = 代用評価レート × 代用数量 × 50%

0.01BTCを代用する場合は、

1,000万円 × 0.01BTC × 50% = 5万円

となり、この5万円をレバレッジ取引の証拠金としてカウントします。

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GMOコインで代用暗号資産を利用する方法

GMOコインの代用暗号資産は、保有している対象銘柄を現物残高から証拠金代用へ振り替えることで利用できます。

また、代用している暗号資産は、条件を満たしていれば証拠金代用から現物残高へ戻すこともできます。

なお、現物残高と証拠金代用の振替手数料は無料です。

現物残高から証拠金代用へ振り替える

まず、代用暗号資産管理画面から、証拠金として利用したい銘柄の「振替」を選択します。

下記の例では、XRPを0.96596XRP保有しています。振替前のため、代用数量と代用評価額は0となっています。

GMOコインの代用暗号資産管理画面でXRPの保有数量と代用数量を確認

振替画面では「現物残高 → 証拠金代用」を選択し、代用する数量を入力します。

この例では、保有している0.96596XRPすべてを証拠金代用へ振り替えます。

画面には振替後の代用評価額も表示され、この時点では112円となっています。

GMOコインで0.96596XRPを現物残高から証拠金代用へ振り替える画面
232.612円 × 0.96596XRP × 50% = 112.346…円 → 112円 ※1円未満切り捨て

内容を確認すると、「現物残高から証拠金代用」と振替数量が表示されます。問題がなければ「確定」を選択します。

GMOコインで0.96596XRPを現物残高から証拠金代用へ振り替える確認画面

振替完了後は、代用暗号資産管理画面の代用数量に0.96596XRP、代用評価額に112円と表示されます。

このとき、画面に表示されている代用評価レートは232.612円です。

GMOコインの代用暗号資産管理画面でXRPの代用評価額112円を確認

この112円は、実際にレバレッジ取引の証拠金として加算されます。

下記の画像では、日本円19円と代用暗号資産112円を合わせて、取引余力(証拠金)が131円となっています。

GMOコインの取引余力131円の内訳で日本円19円と代用暗号資産112円を確認

このように、代用暗号資産へ振り替えた暗号資産は、現物として保有しながら、その代用評価額をレバレッジ取引の証拠金として利用できます。

証拠金代用から現物残高へ戻す

代用している暗号資産を現物残高へ戻す場合は、振替画面で「証拠金代用 → 現物残高」を選択します。

下記の例では、証拠金代用として利用している0.96596XRPをすべて現物残高へ戻します。

GMOコインで0.96596XRPを証拠金代用から現物残高へ戻す画面

振替数量を入力して「確認画面へ」を選択すると、振替内容と数量を確認できます。

GMOコインで0.96596XRPを証拠金代用から現物残高へ戻す確認画面

内容に問題がなければ「確定」を選択すると、証拠金代用から現物残高への振替が完了します。

なお、建玉や未約定の新規注文がある場合などは、証拠金維持率を保つために現物残高へ戻せる数量を制限される場合があります。 そのため、代用中の暗号資産を常に全数量戻せるとは限りません。

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GMOコインの公式サイトを見る

GMOコインの代用暗号資産を利用するメリット

GMOコインの代用暗号資産では、保有中の暗号資産を売却せずに証拠金として活用できます。また、レバレッジ取引と組み合わせることで、価格下落への備えとして利用することも可能です。

暗号資産を売却せずに証拠金として使える

代用暗号資産を利用すると、保有しているBTCやETHなどを売却して日本円へ換えることなく、レバレッジ取引の証拠金として利用できます。

そのため、暗号資産を長期保有しながら、保有資産を使って新たな取引余力を確保できます。証拠金へ振り替えた時点では売却(譲渡益)をしていないため、その時点では課税は生じません。

売りポジションで価格下落に備えられる

代用暗号資産を証拠金として、取引所(レバレッジ取引)や暗号資産FXで売り(ショート)ポジションを保有できます。

たとえばBTCの現物を保有しているときにBTCの売りポジションを持つことで、BTC価格が下落した場合に、現物の評価損を売りポジションの利益で一部補うことができます。

例)BTC価格が10%下落した場合
BTC現物 1,000万円分を保有
↓ 10%
−100万円
売りポジション 1,000万円分を売り建て
↓ 10%
+100万円
現物の損失を売りポジションの利益で一部または全部補える

※手数料やスプレッド、レバレッジ手数料などは考慮していません。

現物を売却せずに価格下落への備えを行える点も、代用暗号資産を利用するメリットです。

ステーキング報酬を受け取りながら利用できる

代用暗号資産に振り替えても、ステーキング対象銘柄であればステーキング報酬を受け取れます。

暗号資産を保有したまま証拠金として活用できるだけでなく、対象銘柄ではステーキングによる報酬も受け取れるため、複数の用途に資産を活用できます。

GMOコインの代用暗号資産を利用するデメリット

GMOコインの代用暗号資産は、現物を売却せずに証拠金として利用できますが、暗号資産の価格変動が証拠金にも影響する点に注意が必要です。また、代用中は現物としての利用にも一部制限があります。

暗号資産の価値を100%証拠金として使えない

代用暗号資産の代用掛目は50%のため、保有する暗号資産の価値をそのまま証拠金として利用できません。

たとえば、代用評価レートをもとに1,000万円相当と評価される暗号資産を保有していても、証拠金として計算する金額は500万円相当です。

そのため、日本円を証拠金として利用する場合と比べて、同じ資産価値でも取引余力は小さくなります。

代用評価レートの下落で証拠金維持率が低下する

代用暗号資産の価格が下落すると、次回の代用評価レート更新時に代用評価額も低下します。

たとえば、前日の代用評価レートをもとに代用評価額が500万円だった場合でも、暗号資産価格が下落すれば、次回の更新後に400万円などへ減少する場合があります。

代用評価額が減ると証拠金維持率も低下します。更新後の証拠金維持率によっては、その時点で追加証拠金が発生したり、ロスカット基準に近づいたりする可能性があります。

また、代用している暗号資産と同じ銘柄を買い建てている場合、価格下落時には建玉の評価損が増えると同時に、代用暗号資産の代用評価額も低下します。そのため、日本円だけを証拠金にする場合よりリスクが大きくなる可能性があります。

レバレッジ取引の建玉だけでなく、証拠金として利用している暗号資産そのものの価格変動にも注意が必要です。

レバレッジ取引の証拠金維持率やロスカットについては、下記の記事で解説しています。

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代用中の暗号資産は自由に送付できない

証拠金代用へ振り替えた暗号資産は、そのまま外部ウォレットや他の取引所へ送付できません。

送付する場合は、証拠金代用から現物残高へ戻す必要があります。

ただし、建玉や未約定の新規注文を保有している場合や、追加証拠金が発生している場合などは、現物残高へ戻せる数量が制限されることがあります。

GMOコインの代用暗号資産まとめ

GMOコインの代用暗号資産では、保有するBTC・ETH・XRP・SOLを売却せず、レバレッジ取引の証拠金として利用できます。

対象銘柄の代用掛目は50%で、毎営業日に算出する代用評価レートと代用数量をもとに代用評価額を計算し、代用評価額がレバレッジ取引に使用できる証拠金となります。

また、現物を保有したまま取引余力を確保できますが、暗号資産価格の下落が起きた場合は、代用評価額が減少し、追加証拠金やロスカットにつながる可能性があります。

利用する際は、代用暗号資産だけでなく、レバレッジ取引の証拠金維持率やロスカット条件もあわせて確認しておきましょう。

レバレッジ取引については下記の記事で解説しています。

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