- SBI VCトレードの貸コイン(レンディング)は、どうやって利用する?
- どの暗号資産を貸し出せる?
SBI VCトレードでは、保有している暗号資産を一定期間貸し出し、利用料を受け取れる「貸コイン」を提供しています。
この記事では、SBI VCトレードの貸コイン(レンディング)の対象銘柄や利用方法、利用する際の注意点について解説します。
SBI VCトレードの貸コイン(レンディング)とは

SBI VCトレードの貸コイン(レンディング)は、保有している暗号資産を一定期間SBI VCトレードへ貸し出し、銘柄や数量、貸出期間に応じた利用料(賃借料)を受け取れるサービスです。
貸出条件は一律ではなく、銘柄や募集時期によって年率や貸出期間が異なります。同じ銘柄でも条件の異なるコースが募集されることがあり、人気のコースではキャンセル待ちになる場合もあります。
利用する際は、募集中のコースから貸し出す銘柄を選び、数量を指定して申し込みます。貸出期間が終了すると、貸し出した暗号資産と利用料が口座へ返却されます。
ステーキングとの違い
SBI VCトレードのステーキングは、対象銘柄を口座に保有していれば申込み不要で報酬の対象となります。
一方、貸コインでは募集中のコースへ自分で申し込み、暗号資産を一定期間貸し出します。また、貸コインで貸出中の暗号資産はステーキングの対象外です。
SBI VCトレードのステーキングについては、下記の記事で詳しく解説しています。
SBI VCトレードのステーキングとは?対象銘柄や利率を解説
SBI VCトレードのステーキングは、どうやって始められる? 対象銘柄や利率、報酬を受け取るための条件も知りた...
SBI VCトレードの貸コインの対象銘柄・年率・貸出日数

SBI VCトレードの貸コインでは、複数の暗号資産が貸出対象となっています。一方、年率や貸出日数は一律ではなく、募集されるコースによって異なります。
貸コインの対象銘柄
SBI VCトレードの貸コインは、BTCやETH、XRP、SOLなど32銘柄に対応しています。
ただし、対象銘柄であっても常に貸コインへ申し込めるわけではなく、実際に申し込める銘柄は募集状況によって異なります。
貸コインの年率と貸出日数
SBI VCトレードの貸コインは、銘柄ごとに年率や貸出日数が固定されているわけではなく、募集されるコースによって異なります。
| 銘柄 | 年率(税込) | 貸出日数 |
|---|---|---|
| BTC | 0.5% | 7日間 |
| BTC | 0.1% | 28日間 |
| XRP | 0.1% | 28日間 |
| DOGE | 0.1% | 28日間 |
| XLM | 0.1% | 28日間 |
| BCH | 2.0% | 28日間 |
| USDC | 5.0% | 84日間 |
| JPYSC | 3.0% | 84日間 |
※上記の表は2026年8月14日現在
また、BTCのように同じ銘柄でも、年率や貸出日数が異なる複数のコースが募集される場合があります。
SBI VCトレードで貸コインを利用する方法
SBI VCトレードの貸コインは、募集中のコースから貸し出す銘柄を選び、数量を指定して申し込みます。
利用手順は、以下のとおりです。
SBI VCトレードへログインし、貸コインの募集一覧から利用する銘柄を選択します。 年率や貸出期間を確認して、申し込むコースを選びます。
貸し出す暗号資産の数量を入力します。 数量を入力すると「申込する」ボタンが有効になるため、タップして確認画面へ進みます。
申込数量・年率・貸出期間などを確認します。 内容に問題がなければ「申込する」をタップすると申込み完了です。
貸出期間が終了すると、貸し出した暗号資産と利用料がSBI VCトレードの口座へ返却されます。
SBI VCトレードの貸コインを利用する際の注意点

SBI VCトレードの貸コインを利用する際は、申し込めるコースや貸出中の暗号資産の扱い、中途解約について確認しておく必要があります。
ここでは、SBI VCトレードの貸コインを利用する際の注意点を解説します。
募集中のコースにしか申し込めない
SBI VCトレードの貸コインは、対象銘柄であればいつでも申し込めるわけではありません。
銘柄ごとに募集期間が設定されており、募集期間中のコースから選んで申し込みます。募集が終了したコースや、現在募集されていない銘柄には申し込めません。
また、年率や貸出期間なども募集ごとに異なるため、申込み前に募集内容を確認する必要があります。
貸出期間中は売却・出庫できない
貸コインへ申し込んだ暗号資産は、貸出期間中に売却したり、外部の取引所やウォレットへ出庫したりできません。
そのため、貸出期間中に暗号資産を売却したくなった場合でも、貸出終了まで待つ必要があります。
原則として中途解約できない
SBI VCトレードの貸コインは、貸出開始後の中途解約が原則できません。
暗号資産等貸借取引約款
第20条 (解約)
お客様は、本約款に基づき成立した本サービスに係る契約(個別暗号資産等貸借取引に係る契約を含み、以下「本契約」といいます。)を解約することはできません。但し、お客様が、「サービス総合約款」に基づき成立した契約を解約し、暗号資産等取引サービス口座を閉鎖した場合は、本契約も解約されます。引用:暗号資産等貸借取引約款
貸出期間が終了するまで暗号資産を引き出せないため、申し込む際は貸出日数も確認しておく必要があります。
貸出終了後は、貸し出した暗号資産と利用料がSBI VCトレードの口座へ返却されます。
元本保証ではない
SBI VCトレードの貸コインは、元本保証の商品ではありません。
暗号資産等貸借取引約款
第16条 (同意事項)
(3) 暗号資産等貸借取引において、当社は、お客様に対して、担保を提供しないこと
(4) 当社が破綻した場合、お客様は、お客様が当社に対して貸し出した暗号資産等の返還を受けられない可能性があること引用:暗号資産等貸借取引約款
SBI VCトレードが万が一破綻した場合には、貸し出した暗号資産が返還されないリスクがあります。
SBI VCトレードの貸コインとレンディング専業サービスを比較

SBI VCトレード以外にも、暗号資産のレンディングを専門に提供するサービスがあります。
サービスによって年率や対応銘柄、貸出期間、返却条件などが異なります。年率だけでなく、保有している銘柄に対応しているか、貸出中の資産をどのタイミングで返却できるかも比較する必要があります。
| サービス名 | 運営形態 | 最大年率 |
|---|---|---|
| SBI VCトレード | 国内暗号資産取引所 | 10% |
| ビットレンディング | レンディング専業 | 約10% |
| スマートクリプトレンディング | レンディング専業 | 14% |
| PBRレンディング | レンディング専業 | 12% |
※最大年率や対象銘柄、貸出条件は変更される場合があります。
SBI VCトレードでは、銘柄や貸出期間、募集時期によって年率が異なります。過去にはUSDCを対象に年率10%のコースが募集されています。
一方、ビットレンディングは最大約10%、スマートクリプトレンディングは最大14%、PBRレンディングは最大12%を案内しています。
ただし、最大年率がすべての銘柄や貸出条件に適用されるわけではありません。それぞれのサービスで対象銘柄や貸出条件を確認する必要があります。
SBI VCトレードの貸コインが向いている人
SBI VCトレードの貸コインは、すでにSBI VCトレードで対象銘柄を保有しており、一定期間売却や出庫を予定していない場合に利用しやすいサービスです。
暗号資産の購入から貸コインへの申込みまでSBI VCトレード内で行えるため、レンディング専業サービスへ暗号資産を送金する必要がなく、誰でも簡単に始めることができます。
より高い年率や継続的な貸出を重視する場合は専業サービスも選択肢
レンディング専業サービスは、SBI VCトレードより高い年率を設定しているほか、複数の暗号資産を継続して貸し出せるサービスがあります。例えば、ビットレンディングではBTC・ETH・XRP・SOL・USDT・USDCなどを取り扱っています。
主要な暗号資産はもちろんのこと、USDTやUSDCなどステーブルコインを高い年率で増やすことができる点は魅力的なポイントとなります。
ただし、レンディング専業サービスは暗号資産交換業者ではないため、通常はサービス内で暗号資産を購入できません。取引所で購入した暗号資産を指定されたアドレスへ送金する必要があるため、利用を始めるまでにひと手間かかります。
各サービスの仕組みや注意点を詳しく確認したい場合は、以下の記事も参考にしてください。
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